単に安全で美味しい豚肉を作るということだけで終わるのではなく、豚肉本来の旨味、素材の持つ可能性をとことん追求し、常に最良の豚肉の姿とはどうあるべきかを探求し続けて行きたい。その想いは先代が現役を引退したときから現在まで変わることなく一貫しています。
食べ物である以上、安全であることは当然です。弊社では農場HACCPを導入しあらゆる危害を事前に予測し、予防することによって確かな安全性を確立しました。お客様には安全な食材を美味しく食べて頂き、結果として健康で幸せな食生活を送ってもらいたい。そう考えています。
試食段階で重視したのは風味と歯ごたえです。赤身の味と歯ごたえは種雄豚で決まると言っても良いくらい、その血統は重要です。
その赤身の味を支える脂身は飼料でほぼ決まると言われてます。錦豚の飼料は厳選した穀物を余すことなく消化吸収できるように特に粒度に拘って選定しています。折角仕入れた良質な原料でも消化吸収が不十分になってしまったら美味しい肉にはならない、そう考えています。
その為に消化吸収を促進する発酵生菌材を飼料に添加しています。これは消化吸収を妨げる悪玉菌の増殖を抑制する効果を発揮します。
錦豚はこれらの効能により消化器機能が正常な状態を維持することができるので沢山の栄養(旨味成分)を筋肉に効率良く蓄えることができるのです。